スタッフの河津です。
11月に入り、街はオレンジのハロウィンから、赤や緑のクリスマスへと景色を変えていますね。
PLACE でもクリスマスツリーが出てきて、サンタやトナカイのおもちゃが並び、すっかり冬支度です。

私はPLACEで働きながら、普段はSYSLOVBOOKSというチェコの本や雑貨を扱うウェブストアをやっています。
年に1度、1週間〜半月ほどチェコに買い付けに行くのですが、その期間はPLACEを休ませてもらっています。快く送り出してくれるPLACEオーナーとスタッフには感謝してもしきれません。

今まで夏に2回、SYSLOVBOOKSのポップアップをさせてもらいました。
そして3回目の今年のポップアップは初めて11月に開催。 今回はPLACEの”クリスマスギフトマーケット”の1つとして、チェコのクリスマスに欠かせないものをメインに販売します。
チェコのクリスマスにはいくつか変わった習慣があります。
1つは鯉を食べること。チェコは海なし国なのであまり魚を食べませんが、クリスマスだけは別。街中に鯉を売る露天が並び、買った人はクリスマスまでその鯉をお風呂で泳がせるのだとか。クリスマスにはそれをフライにして食べます。もちろん、この現代の世にはレストランやお惣菜という便利なものもあるので、最近はそれで済ませる人も多いようです。
私はまだこの季節のチェコに行ったことがないので鯉が売られているのを見たことがないのですが、私の大好きなチェコの画家ヨゼフ・ラダの描く冬の絵にもその風景は度々出てきます。

ヨゼフ・ラダはチェコの田舎の風景や身近な人々を描いた画家です。
70年ほど前に亡くなっているのですが、今でもチェコの人に愛されています。特に冬の絵に人気があり、毎年クリスマスシーズンにはポストカードやクリスマスカード、ラッピングペーパーや翌年のカレンダーなどが発売されます。
余談ですが、今年の買い付け中、あるギャラリーでラダの絵がオークションにかけられると聞いて、事前の展示に行ってみました。ラダの原画は国立の美術館などにも収蔵されているのですが、「ラダ=冬」というイメージからか、私が買い付けに行く夏に原画が見られるところはあまりありません。
あわよくば…と思っていたのですが、私が買えるような値段では全くなく…。いや、あなた、よく「あわよくば」なんて思ったよね!という値段。 なかなか見られない原画が見られたから良かった、と自分を慰めながらギャラリーを出ました。

さて、そんなラダのグッズ、今回のメインはキャンドルとガラスのオーナメントです。
チェコのクリスマスイベントは鯉以外にもいろいろあって、1週間に1本ずつキャンドルに火を灯して4週間を数えるアドベントキャンドルという習慣もその1つ。
今回販売するキャンドルは1本ずつのどっしりとしたものですが、周りにぐるりと絵の付いた、飾っておくだけですてきなものです。

ガラスのオーナメントは1つ1つ手作りで作られています。本当にガラスでできているの?というほど軽いオーナメント。それくらい薄く作られているのです。
チェコはガラス製品が有名で、美しいカッティンググラスやガラスボタンなどのコレクターもいるし、1点ものの大きなガラスアートが世界のあちこちで飾られています。
ガラス製品には自信があるのです。

その他にもキリスト誕生を祝うクリスマス飾りや、もちろん本もラダだけでなくチェコのかわいい絵本を並べます。
ぜひPLACEに、ちょっと変わったクリスマスプレゼントを探しにきてくださいね。
SYSLOVBOOKS ポップアップ
2025/11/14(金)〜11/16(日)
