5月8日より、静岡の伝統的な挽物技術を受け継ぐ「岸本挽物」さんのPOP UPイベントを開催します。
岸本挽物さんは、1950年の創業。静岡市清水区で地域の伝統産業である挽物業を三代に渡って営んでいます。

そもそも挽物(ひきもの)って?
挽物とは、木材をロクロなどで回転させながら刃物で削り、お椀や器、インテリアなどを形作る伝統技法のことです。
ロクロと聞くと思い浮かぶのは陶芸ですが、それとは異なりろくろ技術は同じでも素材が木であるため、温かみや木目の美しさ、軽さ、強度など木ならではの特性が製品に反映されます。使うたびに素材ならではの風合いが深まり経年変化も楽しめるのが特徴です。
建築の装飾や家具の脚、雛道具、木製のコマ、胡椒挽きなど、探してみると私たちの生活には多くの「挽物」が今も息づいています。
岸本挽物さんの作品は、その伝統の技がギュッと詰まっているのに、私たちの現代の暮らしに驚くほど自然に溶け込んでくれるんです。
大量生産のプラスック製品にはない、1点1点異なる木目の表情を、ぜひ手に取って感じて頂きたいです。
1950年から続く挽物工房に残された木片を利用して作られたオブジェクト「SMALL CIRCLE」
手の痕跡や施盤の跡、マジックの印など、そこに重ねられた木の時間と、刻まれた手の時間に新たなかたちを与えた、小さな記憶のプロダクト。
磁石が仕込まれた挽物がくっつき、立ったり・ぶら下がったり・支えあったり・揺れたりするオブジェ「NEW TONS」
職人岸本真紀氏の確かな設計力と緻密な挽物技術によって挽物の内部にネオジウム磁石が巧みに仕込まれています。N極とS極という一つの秩序の中で、偶然と必然が自由な造形を創りだしてくれます。
アイコニックな日本のこけしのフォルムに、イタリアのアーティストAnnaGiliの鮮やかな色彩感覚とユーモアがプラスされたコラボ商品「KOKESHI」
AnnaGili氏はこの作品を「日本という独創的で魅力的な文化をもつ国の伝統的なオブジェをデザインと文化の両側から表情で再訪する新しい試み」と語っています。
上記の作品以外にも会期中は、なかなか出会えないアイテムがたくさん並ぶ予定です!
日常の何気ない風景を少し贅沢にしてくれるアイテムを多数セレクトしています。
自分へのご褒美に、大切な方へのギフトに。ぜひ「一生モノの木」を探しにいらしてください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
[KISHIMOTO HIKIMONO POP UP STORE]
5.8.FRI – 5.17.SUN
PLACE shop&gallery スタッフ浪内
